「ボックス(百田尚樹著)」を読んだ!

ボックスを読んで私は52歳、「若い人が読めば、どのように思うのだろうか?」よりも、「同世代の時に読んでいればどう感化されただろうか?」の感慨深い物語でした。

「デートに誘われた同級生の前でボコボコにされたリベンジのためにボクシングを始める」というのはよくある話。しかし、そこから始められた人は立派。理由を付けてやめた人は堅実派・・・。それがいつしかボクシング担当女性教師の興味を引こうというのは・・・?上記、物語を語る二人称うちの一人である木樽は、完全な若いころにある「利己主義」。

一方、才能だけで勝ちまくっていたものの挫折を味わう鏑矢は、才能が故にいい加減な練習を続け、親友の努力家 木樽に敗れた後のトレーナーには感心する。功名心があるもののどこかすっとぼけている上、自らの心の葛藤が説かれていない(逆に好印象)。「利己主義」から「自利利他」へ・・・。
(影法師も似ていたような・・・)

そこへ、ボクシングなど露知らないまま顧問になった女性教師の母性本能。

機械のように冷徹な後に世界チャンピオンになるライバル稲村の人生。そして、その後10年後の各人の人生・・・。

さすが放送作家らしく、なかなか読者心理をうまくついているというか、これが著者の一連の人生観なのだと思います。

ひきこまれるように、一機に一日で上下刊を読んでしまいました。
(その後、ファイティング原だを読んでいます)

この間、文庫本で刊行された「海賊と呼ばれた男(上)(下)」も読みました。それ以外の著者の作品のほとんどは読んでいますが、「読者を感動させるためにさまざまな分野」を書いている期がしないわけでもありません。しかし、その一方で、どの分野にもそれぞれの学びがあって楽しい限りです。

次は出版業界本「夢を売る男」の文庫本が出れば、是非、読みたいと思います。

daihyo

投稿者プロフィール

地場の自動車ディーラーの株式会社ホンダクリオ徳島にて、営業・マーケティング・支店運営責任者を歴任。米国の先進的営業手法教育プログラムPSS(プロフェッショナル・セリング・スキル)を体得し、商圏が小さいにもかかわらず大都市圏のライバルを抑え、中四国地域販売台数トップセールスに5年連続輝く。平成2年家業大表建設株式会社(現社名:ダイヒョウ株式会社)に転職。専務取締役歴任後、代表取締役に就任。平成10年インターネットに出会い、日興証券のエンジェルキャピタルを得た株式会社アルファベティックアクション(現在、株式会社KSKアルパ)のシステム開発に参画する。以降、インターネットマーケティングの研究と各種携帯電話ソリューション事業を展開。2005年11月に、高齢者向け賃貸住宅コンサルティング、アパマン経営コンサルティングなどの各種コンサルティング事業を手がける有限会社ウェルライフ徳島を設立。同、代表取締役に就任。現在、全国のクライアントの個別コンサルティング及び小口不動産証券化ビジネススキーム構築のために全国行脚を積極的に展開中。昭和37年徳島県徳島市生まれ。血液型O型。

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