こだわらず、とらわれず、空の心を持って!

多くの人がアレコレと思案しだすとキリがないと言う。そういう私もそうである。寝る前にアレコレと考え出すと、どうも寝付けない。朝4時とか5時までそんな状態に陥ると、正直、次の朝はかなり辛い。

先日、NHKの歴史秘話ヒストリアで、上杉謙信の秘話が放映されていた。

戦場の鬼神と崇められていた上杉謙信は、若い頃、家来が言う事を聞かないので、出奔というストライキを起こしたそうだ。さらに、「義」を重んじる謙信は、「利」がないにもかかわらず関東管領の多くの戦に出陣し、自らの陣の体力を浪費してしまい思い悩む。

思い悩んだ42歳の謙信は、幼い頃預けられていた寺の住職から達磨和尚の話を聞く。その話とは、中国の達磨和尚と当時の皇帝との会話である。

皇帝:「私は今まで多くの寺を寄進してきたが、その事を達磨和尚はどう思うか?」

和尚:「寺を寄進したからと言って、その行為に価値はない!」

皇帝:「なら、高尚と言われるお主の存在に価値はあるのか?」

和尚:「不滅!(知らぬ)」

当時42歳の謙信は、この話を聞き、「自らの「義」のみに固執して生きるのでなく、何事にも、こだわらず、とらわれず、空の心を持って生きる大切さに気付いたという。

それを悟った上杉謙信は、「義」だけの手伝い戦よりも家来のために北陸地方へ進出し、当時破竹の勢いであった織田信長すらも破ってしまった。

そういえば、ランチェスター経営で有名な竹田陽一先生も、経営の心とは「こだわらず、とらわれず、空の心を持って望むべし」と言っている。また、作家吉川栄治氏も、著書宮本武蔵の中で「日々の鍛錬こそ重要で、決闘には空の心で望むのが良い」と書いている。

アレコレと予測する事も大切だが、日々の自分の鍛錬こそ重要で、何事にもこだわらず、とらわれず、空の心で生きて行きたいものだ。それを行雲流水と言うのだろう。

daihyo

投稿者プロフィール

地場の自動車ディーラーの株式会社ホンダクリオ徳島にて、営業・マーケティング・支店運営責任者を歴任。米国の先進的営業手法教育プログラムPSS(プロフェッショナル・セリング・スキル)を体得し、商圏が小さいにもかかわらず大都市圏のライバルを抑え、中四国地域販売台数トップセールスに5年連続輝く。平成2年家業大表建設株式会社(現社名:ダイヒョウ株式会社)に転職。専務取締役歴任後、代表取締役に就任。平成10年インターネットに出会い、日興証券のエンジェルキャピタルを得た株式会社アルファベティックアクション(現在、株式会社KSKアルパ)のシステム開発に参画する。以降、インターネットマーケティングの研究と各種携帯電話ソリューション事業を展開。2005年11月に、高齢者向け賃貸住宅コンサルティング、アパマン経営コンサルティングなどの各種コンサルティング事業を手がける有限会社ウェルライフ徳島を設立。同、代表取締役に就任。現在、全国のクライアントの個別コンサルティング及び小口不動産証券化ビジネススキーム構築のために全国行脚を積極的に展開中。昭和37年徳島県徳島市生まれ。血液型O型。

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