地震に強い建物は?

今回の東日本大震災は、地震そのものの被害よりも津波の被害が大きく、またその被災範囲も広範囲なのが大きな特徴です。

そんな津波の被害ですが、鉄筋コンクリート造の建物は浸水したものの倒壊はなかったようです。一方、木造の建物はほぼ全壊と調査に訪れた大学教授のレポートでは結論付けています。

また、今回のもう一つの災害に地盤の液状化があります。神戸淡路大震災の時もそうでしたが、下水道のマンホールは背丈ほどまでせり上がり、地中からは砂と水が噴出して大変なありさまでした。

液状化の起きやすい地盤の特徴は、粒径がほぼ均一で地下水位が高く、N値が小さいというものです。

N値が小さいということは地盤が軟らかいということす。N値とは、63.5㎏の重りを75cm の高さから落として地盤に30cm 食い込むには、何回落とせばよいかの数値です。

N値が「1」ということは、1回の落下で地盤に30cm食い込むということで、「5」以下であると軟弱地盤と判定されます。今回、メディアで報道されているディズニーランドのある浦安市は埋立地で、このN値が「2」ときわめて軟弱な地盤でした。

神戸淡路大震災の時に液状化がひどかった地域は、海を埋め立てたマリンピアなどのいわゆる「ウォーターフロント」と人気があった地域です。これからは埋立地に建物を建築する際の規制は、液状化や津波に強い鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート以外は建ててはならないなどの法規制も検討されるべきでしょう。

daihyo

投稿者プロフィール

地場の自動車ディーラーの株式会社ホンダクリオ徳島にて、営業・マーケティング・支店運営責任者を歴任。米国の先進的営業手法教育プログラムPSS(プロフェッショナル・セリング・スキル)を体得し、商圏が小さいにもかかわらず大都市圏のライバルを抑え、中四国地域販売台数トップセールスに5年連続輝く。平成2年家業大表建設株式会社(現社名:ダイヒョウ株式会社)に転職。専務取締役歴任後、代表取締役に就任。平成10年インターネットに出会い、日興証券のエンジェルキャピタルを得た株式会社アルファベティックアクション(現在、株式会社KSKアルパ)のシステム開発に参画する。以降、インターネットマーケティングの研究と各種携帯電話ソリューション事業を展開。2005年11月に、高齢者向け賃貸住宅コンサルティング、アパマン経営コンサルティングなどの各種コンサルティング事業を手がける有限会社ウェルライフ徳島を設立。同、代表取締役に就任。現在、全国のクライアントの個別コンサルティング及び小口不動産証券化ビジネススキーム構築のために全国行脚を積極的に展開中。昭和37年徳島県徳島市生まれ。血液型O型。

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