経営者は、「お金のために生きるのが良い?」、それとも「愛のために生きるのが良いか?」

思い起こせば小学校4年生頃の土曜日の楽しみは、半ドンで帰ると放映している吉本新喜劇でした。

最近、都会の人と話す度に聞いてみるのですが、関東の人のほとんどは吉本新喜劇は知りません。しかし、当時の幼い私にはとても楽しみな番組でした。

現在も放映しているので、子供の頃に感じていたことと40歳後半になった今、感じていることはぜんぜん違います。

あの吉本新喜劇で語られ続けている事は、自由や愛情が最も人生において価値があり、お金や打算的な考えは決して幸せでないというものです。

すなわち、「お金の道」の対極にあるのが「愛の道」であるというもの。

この両者は対極にあるので決して交わることがありません。

「愛の道」を歩む人は、与えれば与えるほど愛の感情が内側からわき起こり、尽きることがありません。愛の気持ちを分かちあえる人を探しもとめて生きていきます。そこには感謝も見返りも必要ありません。与えること自体が喜びなのです。

もっと言うなら、うらぎられた、だまされた、バカをみた、という言葉が存在しないのが「愛の道」でだと言えるでしょう。

企業の経営者は「お金の道」に生きるべきなのでしょうか?、それとも「愛の道」に生きるべきなのでしょうか?さらに、質問を変えるのなら、どちらの道を生きている経営者の方が成功しやすいか?ということでしょう・・・?

一般的に、「愛の道」を生きる人は見返り(売上や利益)をあまり求めません。

そんな人が社長をやると、利益を度外視して奉仕してしまうため、赤字をも受け入れるようにってしまいます。当然、会社は成長しませんし、大きくなれるはずもありません。下手をすると倒産してしまいます。

だから、心を鬼にして利益意識を高めるか、それができる腹心幹部を近くにおく以外に生き残れる方法はありません。

一方、「お金の道」を生きる人が会社を経営すると、一時的にはうまくいくこともあるでしょう。しかし、それも表面上にすぎないように思います。

内情は大忙しで、一生懸命、走り続けるしかなく、止まったらおしまいでしょう。ある程度まで猛スピードで突っ走ろうするでしょうが、そのうちの多くは破綻するのをたくさん見てきました。

究極の社長は「お金」と「愛」の両方を取りにいくのが良いと思います。

自分がチヤホヤされるのではなく、会社やスタッフや商品・サービスがチヤホヤされるようにするのが一番で、場合によってはお客が主人公になってくれてもいいでしょう。

富は狙うものではなく、ともなってくるものです。と同時に、自由も狙いにいくのがすてきです。一般的に束縛は敵だからです。

社長自身はあくまで裏方に徹して表に出ない方が良いと思います(ブランド集客は別ですが・・・)。その結果、「世が社長との交渉を要求しない」状態をつくり、社長は戦略に没頭するのがベストです。

それが究極の会社組織のような気がします。

daihyo

投稿者プロフィール

地場の自動車ディーラーの株式会社ホンダクリオ徳島にて、営業・マーケティング・支店運営責任者を歴任。米国の先進的営業手法教育プログラムPSS(プロフェッショナル・セリング・スキル)を体得し、商圏が小さいにもかかわらず大都市圏のライバルを抑え、中四国地域販売台数トップセールスに5年連続輝く。平成2年家業大表建設株式会社(現社名:ダイヒョウ株式会社)に転職。専務取締役歴任後、代表取締役に就任。平成10年インターネットに出会い、日興証券のエンジェルキャピタルを得た株式会社アルファベティックアクション(現在、株式会社KSKアルパ)のシステム開発に参画する。以降、インターネットマーケティングの研究と各種携帯電話ソリューション事業を展開。2005年11月に、高齢者向け賃貸住宅コンサルティング、アパマン経営コンサルティングなどの各種コンサルティング事業を手がける有限会社ウェルライフ徳島を設立。同、代表取締役に就任。現在、全国のクライアントの個別コンサルティング及び小口不動産証券化ビジネススキーム構築のために全国行脚を積極的に展開中。昭和37年徳島県徳島市生まれ。血液型O型。

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