資本主義の崩壊!

1971年、当時の米国のニクソン政権が、ドルと金の交換の可能性を断ち切ってから40年間、世界の基軸通貨としてドルは世界経済に君臨してきました。

しかし、昨日の報道では、米国連邦債務の上限額の引き上げ交渉が難航し、このままでは8月2日に米国が債務不履行(デフォルト)を起こし、現在、世界最高水準である米国債の格付けが引き下げられるようです(あくまでも予想でしょうが・・・)。

米国は、リーマンショック後、危機に面した金融機関や企業を救うために、財政出動し、金融緩和を進めてきました。現在の米国も日本と同じで、借金しなければ借金を履行できない状況です。

8月2日までに米国連邦債務の上限引き上げが整わない場合、先に発行した国債の元利払いが滞ってしまいます。また、万一、整ったとしても、今回の出来事は米国債の格付けを下げるのは間違いないでしょう。

そのおかげで現在続いている1ドル80円を切る円高。

このまま円高が続けば、原発問題による電力抑制とともに日本企業の海外進出はますます加速するでしょう。そして、日本国内はさらなる空洞化が進み、中小零細中小の製造業を中心に倒産や廃業が増加するのは間違いなく、街には失業者があふれることでしょう。

さらに、余程の移民受け入れなどの政策をとらない限り、現在の「家あまり問題」はさらに深刻さを増し、アパートやマンションの空室率の増加も心配されます。

今回の債務不履行問題は米国発ですが、市場原理が各国政府の債務に警鐘を鳴らし始めたということは、いずれ日本国の債務も世界のマネーの標的にされるような気がしてなりません。

米国の経済が、本格的な経済復調基調に入ってから一転して円安になるとは思いますが、まだまだそれまでは遠く、この80円を切る円高はとうぶん続くように感じます。そして、マネーが標的を日本の債務に定めた時、日本国内は超がつくほどのインフレになり、外国のファンドなどが一斉に日本の不動産に殺到します。

ただし、20年前のバブルのように、日本全体の不動産価格が全て上昇するわけでなく、投資価値の選別の眼が厳しくなり、勝ち組と負け組がハッキリするような気がします。

いずれにしてもドルを中心にしてきた資本主義も崩壊し、1800年代のように中国・インドの時代が来るでしょう。(それにしてもあれだけ広大な国家がありながら、ベトナムやフィリピンにまで勢力を拡大する中国はスゴイ!)

2016年までの5年間は、まさに第二次世界大戦中と同じ暗い時代が日本全体を覆うように思います。

daihyo

投稿者プロフィール

地場の自動車ディーラーの株式会社ホンダクリオ徳島にて、営業・マーケティング・支店運営責任者を歴任。米国の先進的営業手法教育プログラムPSS(プロフェッショナル・セリング・スキル)を体得し、商圏が小さいにもかかわらず大都市圏のライバルを抑え、中四国地域販売台数トップセールスに5年連続輝く。平成2年家業大表建設株式会社(現社名:ダイヒョウ株式会社)に転職。専務取締役歴任後、代表取締役に就任。平成10年インターネットに出会い、日興証券のエンジェルキャピタルを得た株式会社アルファベティックアクション(現在、株式会社KSKアルパ)のシステム開発に参画する。以降、インターネットマーケティングの研究と各種携帯電話ソリューション事業を展開。2005年11月に、高齢者向け賃貸住宅コンサルティング、アパマン経営コンサルティングなどの各種コンサルティング事業を手がける有限会社ウェルライフ徳島を設立。同、代表取締役に就任。現在、全国のクライアントの個別コンサルティング及び小口不動産証券化ビジネススキーム構築のために全国行脚を積極的に展開中。昭和37年徳島県徳島市生まれ。血液型O型。

この著者の最新の記事

関連記事

コメント

  1. 大変な時代ですね。
    しかし、中国・インドの台頭は無いと思います。
    お互いに内政の不安があるし、国際ルールを守らない。安全を度外視した政策などを見ると、どっこいどっこいかと。
    世界一の財政赤字の国のレートが高いのは、いかに今の世界経済状況が異常かと言うことですね。金余り、投資先不透明、元凶はマネーゲーム。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

RSS 私たちにちょうどいい家プロジェクト

RSS ZERO-CUBE工事ブログ

ページ上部へ戻る
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。