まったく新しいドラマの幕開け・・・。

2013年、今、長い目で思い返せば、1989年のバブル崩壊以降、良いことはほとんどなかった。

いわゆる「資産デフレ」と「円高デフレ」で日本経済は、土つきまわされてきたと言ってよい。

バブルが崩壊した1989年、ある関西のコンサルタント会社は、「これからは経営者の地獄の日々が続きます」と言っていたのを今でもよく思い出す。

あれから24年。

よくもこんな時代に会社経営なんてしてきたなぁ~とつくづく感じる。

21世紀は、「ユーロ誕生」と「米国同時多発テロ」で始まった。

その後、「米国衰亡論」が拡がり、「中国の世界経済台頭論」。

その結果、基軸通貨であるはずのドルが下落し、国際シ用品価格が高騰し、先進国と呼ばれる国々の経済が失速。金の価格が高騰し、国際通貨システムがおかしくなってしまった。

その結果、南ヨーロッパ各国の財政破たんでユーロ危機が表面化。

そして現在では、あれだけ世界経済を引っ張ると期待されていた中国も、一人っ子政策による生産年齢人口の減少と環境問題、貧富の格差の拡大による国民の不安などでかつての勢いを失い、米国との地位逆転の夢もしぼみつつある。

その一方で、米国ではシュール革命が起こり製造業が息を吹き返し、経常収支の赤字縮小でドルが強くなりつつある。

そして、今、日本ではアベノミクス。

今回のアベノミクスはお金のカラ回りという感はいなめないものの、マネタリーベースを2倍にすれば名目成長率を2%程度あげることは可能かもしれない。

そして、数年後には、今までの最大の問題だった「需給ギャップ」も解消し、緩やかな物価上昇は十分予想できるように思う。

株価と地価の上昇が続けば、資産を持つ者の心理的抑揚は強くなり、あとは失業率の改善があれば景気浮揚の条件はそろう。

この24年間、「自由貿易」とは名ばかりの日本だけが「円独歩高という保護貿易」に苦しめられ続けてきた。

今、百田尚樹著の200万部のベストセラー「永遠のゼロ」を読んでいる。

主人公が、第二次世界大戦末期に神風特攻隊として散った自らの祖父のことを訪ね歩く内容。

読んでいて、つくづく戦時中に生まれなくて良かったと思うが、私自身、高度成長期のインフレ時代に経営者になっていれば、違った意味で人生はもっと楽しかったと思う。

これから円が105円程度で安定すれば、明治維新、第二次世界大戦敗戦と同じように、日本は40年間インフレの時代が始まる。

ちょうどその頃に社会に出る私の子供たちに、日本の復活と高度成長時代の果実を堪能してもらいたいと思う。

まったく新しいドラマの幕開けだ・・・。

daihyo

投稿者プロフィール

地場の自動車ディーラーの株式会社ホンダクリオ徳島にて、営業・マーケティング・支店運営責任者を歴任。米国の先進的営業手法教育プログラムPSS(プロフェッショナル・セリング・スキル)を体得し、商圏が小さいにもかかわらず大都市圏のライバルを抑え、中四国地域販売台数トップセールスに5年連続輝く。平成2年家業大表建設株式会社(現社名:ダイヒョウ株式会社)に転職。専務取締役歴任後、代表取締役に就任。平成10年インターネットに出会い、日興証券のエンジェルキャピタルを得た株式会社アルファベティックアクション(現在、株式会社KSKアルパ)のシステム開発に参画する。以降、インターネットマーケティングの研究と各種携帯電話ソリューション事業を展開。2005年11月に、高齢者向け賃貸住宅コンサルティング、アパマン経営コンサルティングなどの各種コンサルティング事業を手がける有限会社ウェルライフ徳島を設立。同、代表取締役に就任。現在、全国のクライアントの個別コンサルティング及び小口不動産証券化ビジネススキーム構築のために全国行脚を積極的に展開中。昭和37年徳島県徳島市生まれ。血液型O型。

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