閻魔大王と浄玻璃の鏡

juo05

(出典:花山勝友著「仏像のすべて」、ひろ さちや著「仏教なるほど百科」)

今日の夕方の話です。

うちの社員の人と、「閻魔大王と浄玻璃の鏡の話」をしました。

なぜ、そのような話になったのでしょう?

さの理由は、私よりも年長者なのに「知らない」というからです。

「浄玻璃の鏡」とは・・・?

仏教の十王経という経典には、人の死後、7日毎の法要があり、7日が7回目を迎えた49日にも法要しなさいと書かれています。

そして、死後57日目に出会うのがかの有名な「閻魔大王」です。

亡くなった人は閻魔大王の前で裁判を受けます。

そして、どの世界に行くのか言い渡されるのです。

その世界には、地獄や餓鬼、畜生、修羅、人間、天国(輪廻転生:生まれ変われる)などがあり、閻魔大王が本人(死者)に伝えます。

閻魔大王は、手にその死者の帳面を持っています。その帳面には、罪だけでなく良い行いも含め、本人(死者)の人生の全てが書かれています。

それをもとにして判決を告げるのです。

しかし、本人にも弁解する機会が与えられます。

ただし、その弁解でウソを言うと偽証罪の罰として「舌」を抜かれてしまいます(痛)。

そのウソを見抜くためのツールが「浄玻璃の鏡」です。

この鏡には、生前の行動が走馬灯のように次から次へと映し出されます。

自分が良かれと思ってやったことでも、周囲にどのような影響を与え、周囲の人の中で悲しい目にあった人のことまで全てです。

この話の教訓は、「死んでから浄玻璃の鏡の前で後悔してもムダだから、生きているうちに気をつけなさいよ」ということでしょう。

また、「無意識のうちに周囲の人を傷つけているかもしれないので、罪の自覚を学びながら生きなさいよ」ということでしょう。

後悔や反省ができる人は偉大です。後悔や反省ができてはじめて人間になれるのでしょう。

自らの悲しみを知ることができる人は、人の悲しみを知ることができます。

「生きる」ということは「人の痛みを学ぶ」ということでしょう。

「人の痛み」を学ばない人は、人生において「無知」であり「無恥」なのかもしれません。

そして、外の痛みを学んだ後、”自分自身の内側に心の拠り所(人生のポリシー)を持つ”ことが重要です。

所有物や周りの人間関係は状況が変わることがありますが、自分自身だけは状況に左右されることはなく、最も信頼できるものだと思います。

(少し深すぎましたね・・・?)

 

daihyo

投稿者プロフィール

地場の自動車ディーラーの株式会社ホンダクリオ徳島にて、営業・マーケティング・支店運営責任者を歴任。米国の先進的営業手法教育プログラムPSS(プロフェッショナル・セリング・スキル)を体得し、商圏が小さいにもかかわらず大都市圏のライバルを抑え、中四国地域販売台数トップセールスに5年連続輝く。平成2年家業大表建設株式会社(現社名:ダイヒョウ株式会社)に転職。専務取締役歴任後、代表取締役に就任。平成10年インターネットに出会い、日興証券のエンジェルキャピタルを得た株式会社アルファベティックアクション(現在、株式会社KSKアルパ)のシステム開発に参画する。以降、インターネットマーケティングの研究と各種携帯電話ソリューション事業を展開。2005年11月に、高齢者向け賃貸住宅コンサルティング、アパマン経営コンサルティングなどの各種コンサルティング事業を手がける有限会社ウェルライフ徳島を設立。同、代表取締役に就任。現在、全国のクライアントの個別コンサルティング及び小口不動産証券化ビジネススキーム構築のために全国行脚を積極的に展開中。昭和37年徳島県徳島市生まれ。血液型O型。

この著者の最新の記事

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

RSS 私たちにちょうどいい家プロジェクト

RSS KINOUCHI TOSHINORI TV

  • 抜け出せなくなる前に・・・! 2016年1月10日
    相田みつを先生の語録に、「トマトはトマト、トマトをメロンに見せようとするからダメ」というのがある。人生を生きて […]
  • 詐欺師を見極める方法! 2016年1月8日
      あなたは、”詐欺師”って、何で人を騙すか知ってますか・・・? まず、相手をしっかりと理解すると、おのずとい […]
  • 「根抵当権」とは? 2016年1月8日
      「銀行取引」において、「銀行」と「企業」の間で「融資」と「弁済」が繰り返し行われているのが普通です。この「 […]
  • 2015年はお世話になりました! 2015年12月29日
    平素は格別のお引立てを賜り、厚く御礼を申し上げます。 年末年始の営業日を下記のとおりご案内申し上げます。 年末 […]
  • GIVE(与える)&TAKE(与えられる) 2015年11月24日
    人間関係の基本は"GIVE(与える)&TAKE(与えられる)"・・・。 いわゆる日本人が大好きな「一宿一飯の恩 […]

RSS ZERO-CUBE工事ブログ

ページ上部へ戻る
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。