皇帝ペンギン!

世界でもっとも過酷な環境である南極で生きる「皇帝ペンギン」は、マイナス60度もの極寒の冬になると、みんなで氷の上で身を寄せ合うそうです。
その理由は、エネルギーの消費を抑えるためです。
それも、ただ寄せ合うだけではなく、集団の外側にいるペンギンは体温がだんだん下がってくるので、入れ替わり立ち替わり、入れ替わるそうです。
餌が少ない60度もの極寒の状態で競争をしあっていては、より体力を消耗し、生存確率を落とすことになります。
「俺が俺が!」という感じで集団の内側に居座ろうとすれば、外側のペンギンは死ぬことになるので、集団の生存確率は落ちることになります。
このように、厳しい環境下になればなるほど、「仲間同士で協力しあう」ことが集団の生存確率に関わることになります。
これを最小の集団レベルで考えると、「家族、親族、親友などとの絆を大切にする」のは、最も理にかなった生き方と言えるかもしれません。
日本国民全員が被災体験のすさまじさを目撃した2011年の東日本大震災以降、「家族、親族、親友などとの絆」の大切さは大きくなっています。
一方、バブル崩壊から25年、最近は明るい希望が演出されているとはいえ、長い間、デフレ経済が続いてきました。
地方の商業地では地価が1/10になり、資産デフレは留まることをしりません。
一方、独占禁止法の強化で、談合やカルテルそのものが取締られ、業界団体が業界を引っ張る時代も終わりつつあります。
小さなミクロレベルでは「皇帝ペンギン」。社会全体では「レッドオーシャン」。
生態系のいきていくための知恵とはいえ、前者は「自利利他」だといえ、後者は「利己主義」がまかりとおる時代。
経済デフレ下では需要が収縮し、企業の経営環境が厳しくなっていくということ。
その中で、誰かを蹴落として自分だけ這い上がろうとする人が増え、集団全体の生存率は堕ちていくのが定説です。
集団の最小単位である「家族」の大切さを認識しつつ、ここ数年後に起こるであろう価値観の大変革に耐えるしかないような気がします。
その価値観の大変革は、リーマンショックを上回るものかもしれません。

daihyo

投稿者プロフィール

地場の自動車ディーラーの株式会社ホンダクリオ徳島にて、営業・マーケティング・支店運営責任者を歴任。米国の先進的営業手法教育プログラムPSS(プロフェッショナル・セリング・スキル)を体得し、商圏が小さいにもかかわらず大都市圏のライバルを抑え、中四国地域販売台数トップセールスに5年連続輝く。平成2年家業大表建設株式会社(現社名:ダイヒョウ株式会社)に転職。専務取締役歴任後、代表取締役に就任。平成10年インターネットに出会い、日興証券のエンジェルキャピタルを得た株式会社アルファベティックアクション(現在、株式会社KSKアルパ)のシステム開発に参画する。以降、インターネットマーケティングの研究と各種携帯電話ソリューション事業を展開。2005年11月に、高齢者向け賃貸住宅コンサルティング、アパマン経営コンサルティングなどの各種コンサルティング事業を手がける有限会社ウェルライフ徳島を設立。同、代表取締役に就任。現在、全国のクライアントの個別コンサルティング及び小口不動産証券化ビジネススキーム構築のために全国行脚を積極的に展開中。昭和37年徳島県徳島市生まれ。血液型O型。

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